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男性型脱毛症(AGA)の薄毛対策に最適な植毛と増毛

植毛と増毛

男性型脱毛症(AGA)対策として行われる方法に植毛と増毛があります。どちらも髪の毛が増えるという意味では一致していますが、厳密には異なる方法になります。それぞれの違いを見極めることが大切です。

 

男性型脱毛症(AGA)を改善する植毛とは

「植毛」とは、頭皮に穴をあけそこに毛髪を植え込んでいく方法です。大きく分けて「人工毛植毛」と「自毛植毛」の二種類があります。

 

人口毛植毛とは

人工毛植毛はナイロンなどの合成繊維を植え込み、日本では30年ほど前に開発された技術です。頭皮に異物を差し込むので、人工毛が抜けてしまっても人工毛の毛根にあたる部分が皮下に残ることがあり、異物反応や感染などのトラブルが生じることがあります。

 

このトラブルにより、アメリカでは多くの州で禁止されている方法になっています。

 

また、永久に頭皮に植え込まれているわけではありませんので、定期的に植毛する必要があります。手法としては、人工毛を装着した針を移植予定の頭皮の部位に挿入します。そしてそのまま針を抜いて、人工毛だけが皮膚内に残るようにします。

 

自毛植毛とは

自毛植毛は、生命力の強い後頭部の毛髪を毛包ごと採取し、薄い部分に植える方法です。自分の頭皮から採取するために材料に限りがあり技術も高度になりますが、うまく生着すれはそこから自分の髪の毛が生えてくると言うメリットがあります。

 

そして半永久的に自分の毛が生えてくるので、特別なメンテナンスが必要ないことも長所です。この手法は後頭部から頭皮のブロックを採取し、小さく株分けします。そして植毛する部分に切れ目もしくは穴をあけ、移植株を植え込みます。

 

ですから、毛を植えると言うよりは皮膚の移植手術となります。毛母細胞や毛乳頭は非常に生命力が強いので保存状態さえよければ採取した翌日にでも移植が可能なほどです。株分けするときのダメージが少なければ少ないほど生着率は高くなりますので毛包を傷つけない技術が求められます。

 

また、後頭部の毛を頭頂部に移植しても、移植された部分の毛乳頭には男性ホルモンの影響を受けて脱毛する受容体がないので、生着に成功したら、後頭部に合った時と同じヘアサイクルで生え変わりを繰り返すことができます。

 

自毛植毛の術後について

自毛植毛は術後にシャンプーもできる

手術当日は止血を確認して、患部に直接触れないように包帯を巻いて帰宅できます。24時間頃から軽い洗髪が可能になります。シャンプー剤を使用せず、シャワーで軽く流す程度にします。

 

そしてクリニックに再度来診し、術後の様子を確認して消毒をしてもらいます。1週間から10日ほどすると、かさぶたが取れ始めます。

 

目に見えるかさぶたがあっても絶対手で取らないようにし、2週間後位に皮膚を採取した後頭部の縫合部位の抜糸をします。縫合部は髪に隠れて外部から気付かれることはまずありません。

 

移植した毛包は、手術後数週間から3カ月の間に一時的に脱毛することがあります。これは、毛包をいったん切り離してから移植をするという刺激により、せっかく毛包が生着したとしても、毛球部が休止期に入ってしまうためと考えられています。

 

それでも、毛包が生着さえしていたら、かならず4〜6カ月の間に再び成長期に入って生えてくるので過剰に心配することがないようにしましょう。

 

また、同時期に周辺の毛髪も一時的に抜けることがあります。これも移植は受けていなくても頭皮にかかるストレスのために一時的に休止期に入るためと考えられています。8〜12ヶ月後には周りの髪の毛となじみ、自然な状態になりますので、カラーリングやカットも可能です。

 

良いところがたくさんある自毛植毛ですが、受けられない人もいます。まず、円形脱毛症の人は自然治癒でまた生えてきますので、植毛を受ける必要はありません。脂漏性皮膚炎や人工毛植毛により化膿や炎症を頭皮に起こしている人も手術はできません。

 

また、心臓病や糖尿病を抱えている人も、手術が体にとって大きな負担になるのでおすすめできません。そして、自分の毛髪が豊かにあるところを移植しますので、脱毛の部位が極端に広い人にも不適切です。

 

費用が高額

手術にかかる費用は施設によって様々ですが、基本的治療と移植する毛髪数による自毛植毛費を合計して総費用を計算することは同じです。

 

平均して基本的治療費が20万円前後で、移植本数が2000本以下の場合は60万円から150万円ほどの自毛植毛費、移植本数が5000本以下の場合は100万円から350万円ほどの自毛植毛費、移植本数が10000本以下の場合は250万円から650万円ほどの自毛植毛費が加算されます。

 

増毛

 

薄毛対策で必ず出てくる「増毛」という言葉は、毛を増やすことではなく、「見た目としての髪の毛が増えること」を意味します。

 

人工毛を使って残っている自分の髪の毛に結びつけたり、細かい繊維や粒子を自毛に付着させることで一本一本を濃くすることも見た目のボリュームを増やす行為ですので、増毛の一つです。

 

金具タイプ

金具で残っている頭髪に留めるもので昔からあるタイプで取り外しができる半面、ずれる可能性も高いです。金具を止める部分の自毛や頭皮が傷むこともあります。

 

結毛式タイプ

残っている頭髪に一本一本人工毛を結びつけるもので、毛の流れや長さに合わせた自然なスタイルが可能ですが、自毛の脱毛や伸びに合わせて補毛や結び直しをしなくてはなりません。

 

編みこみタイプ

結ぶのではなく編みこんでいくもので、自毛に糸でベースを編みこみ、ネットに毛を着けたかつらをそのベースにかがりつけます。ずれや蒸れがなく快適ですので、頭皮に負担は少ないですが、定期的なメンテナンスが必要です。

 

両面テープタイプ

両面テープで接着させるもので、人工皮膜やネットに毛をつけたかつらを両面テープではるものです。両面テープは医療用やかつら専用のものが出ていますが、皮膚に合わない場合もあります。

 

頭皮密着タイプ

髪を剃って、うすい人工皮膜を頭皮に貼り付けるもので、頭皮の蒸れや接着剤によるかぶれが問題になります。2〜3週間に一度作りなおす必要もあります。

 

繊維や粒子を自毛に付着させるタイプ

スプレータイプのものと、直接頭に振りかけるものの二種類があります。