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男性型脱毛症(AGA)の抜け方と間違えやすい正常な抜け毛

ヘアサイクル

髪は生え換わりを繰り返しています。まず髪が伸びる成長期があり、女性では5〜7年、男性では3〜5年となっています。

 

そして成長が時止まって自然に抜ける準備をする退行期が2〜3週間あり、完全に成長が停止してしまう休止期が2〜4カ月続きます。

 

このような髪の成長の一連の流れをヘアサイクルと言います。休止期が終わると、また新しい髪の成長が始まり、古い毛は抜け落ちてしまうのです。

 

ヘアサイクルの仕組み

 

各々の段階を詳しく説明すると、「成長期」は皮下で毛母細胞が活発に分裂し、髪の毛が成長を続ける時期です。最初は産毛程度の太さの毛髪が、完全な太さになり、長く伸びていきます。毛髪は一日に0.3mm〜0.4mm伸びます。

 

「退行期」は、毛根が収縮し、ホルモンからの指令を受け取る毛乳頭と毛母が分離し、髪の毛の成長が止まる時期です。皮膚の下にあった毛根がしだいに収縮し、上へと押し上げられます。

 

そして「休止期」は、毛母細胞の細胞分裂が完全に泊まり、髪の毛が自然に抜け落ちるのを待つ時期です。その下では、再び毛髪を作る準備が進められています。

 

正常な抜け毛でもたくさん抜ける

 

このようなヘアサイクルがあるので、毎日40から90本抜けることは正常の事なのです。抜けても新しく生えてきているので、一定本数が維持されているのです。毛髪に数は胎児の時からすでに決まっており、日本人は平均10万本前後と言われています。

 

毛髪の太さは年齢によって変化しますが、子どもは細く、大人になるに従って太くなり、老化や脱毛とともにまた細くなっていきます。髪の色では、ブロンドが最も細く、黒髪はもっとも太いです。

 

また、抜けた数だけでなく抜けた毛の毛根部分もよく観察する必要があります。抜けた毛が正常な脱毛根であるときは問題はないのですが、異常脱毛根の場合、抜け毛の数自体が少なくても注意が必要です。

 

日本石鹸洗剤工業会が2007年に首都圏に住む男女300人に調査した結果で、女性の髪の悩みは一番多かったのが、「パサつき」で、その次に「くせ毛」、そして順に「髪の傷み」「白髪」「ハリやツヤがない」「ボリュームが多い」「フケやかゆみ」「ボリュームが少ない」と低くなります。

 

ですが、男性の悩みの一位は「抜け毛が多い」そして順に、「白髪が多い」「ボリュームが少ない」でした。男女差がくっきりと出る結果となっています。男性の悩みを解消する発毛剤や育毛剤は年々販売数が増え、金額としてヘアケア市場全体の1割を超えるようになってきました。

 

頭皮のサインを読み取る

 

脱毛が始まるとき、頭皮にも色々な症状が現れます。頭皮のサインを読み取ることで、脱毛を未然に感知しましょう。

 

フケの異常発生

フケは垢と同じくはがれた角質に汗や皮脂や汚れが混じったもので、頭髪の太い毛の周りの皮膚がはがれたものですが、脱毛のサインを示す場合があります。

 

フケは、シャンプーが丁寧に行われていなかったり、頭皮に科学的もしくは物理的な刺激を受けたりした時、ホルモンのバランスが乱れた時、炭水化物や脂肪分の過剰摂取による代謝異常、貧血や胃腸障害、ストレス、ビタミンB2やB6の不足、アトピーやアレルギー、生活環境によって異常発生することがあります。

 

乾性のフケは、精神的身体的疲労が重なったり、ブラシなどで無理に取り除いたり、刺激の強いシャンプーをすることで増えることがあります。また、脂性のフケは男性ホルモンやビタミンの代謝異常などに関係し、新陳代謝が活発になり皮脂や角質細胞を作る速度が増したことで起こります。

 

頭皮が硬い

乾燥や血行不良により老化が促進されているサインです。紫外線などの影響や、乳酸などの老廃物がたまっていることが考えられます。

 

褐色、赤みを帯びている

髪の毛が細くなってしまう細毛のサインです。頭皮は日本人の場合は青白い状態が正常です。